「上から目線」の構造

「あの人は、何様なのか。」
↑帯にどーんと書いてあったこの言葉につられて買ってしまいました。

いま、若者(20代)との上下関係でなやむ先輩や上司が多いのでは。
そんな先輩(30代)や上司(40代)の方に、イマドキの「俺様」たちの心理を解説。
また、自分がそうなっていないか(いや、先輩ならなっててもいいと思うんだけど)、自分の心理も見直せるかも。
自分が上から目線になってしまう人と、他人の上から目線が気になっている人、両側面の心理が解説されています。

  • 上から目線の心理をひとことで言うと「劣等感からの虚勢」
  • イマドキの学生(便所飯心理が理解できない人向け)
  • 農業や牧場でで働きたい若者(← それは本当に働いてくれればいいのに、と、田舎出身の私は思う)
  • 自己開示(しゃべる相手がいない人はカウンセリングで)の重要性
  • ネット上に居場所があって、現実社会に根を下ろせない人の心理構造

「上から目線」から派生する内容として、ちょっと自分とは合わないと思っている人を相手にするときに、心構えとして役立つこともたくさん書いてあります。

結局、上から目線の人たちは、自分に自信がなくて虚勢を張っていて、上司に認めて欲しいんだけど、そのわりに自分からアクションは起こせなくて、何もせずにいても周りがよきに計らってくれてうまいこと良い評価してくれるのを受身に待っている・・・みたいなことのようです。
面倒くさっ・・・